先生(せんせい)、皆(みな)さん、こんにちは。今日(きょう)のテーマは、台湾(たいわん)のけん玉(だま)界(かい)の誇(ほこ)り、台湾(たいわん)で唯一(ゆいいつ)のけん玉(だま)工場(こうじょう)、「玉木」です。それでは、発表(はっぴょう)させていただきます。

実(じつ)は、先週(せんしゅう)の水曜日(すいようび)に、自分(じぶん)の発表(はっぴょう)が今週(こんしゅう)だと聞(き)いてから、一体(いったい)何(なに)をテーマにしたら良(よ)いのかずっと考(かんが)えていました。

最初(さいしょ)は中国(ちゅうごく)の民族音楽(みんぞくおんがく)に関(かん)することを紹介(しょうかい)しようと思(おも)っていましたが、音楽(おんがく)についてあまり知(し)らないし、クラスの中(なか)に私(わたし)より中国(ちゅうごく)の民族音楽(みんぞくおんがく)を知(し)っている方(かた)もいます。また、最近(さいきん)、ちょっと好(す)きじゃなくなってしまったので、けん玉(だま)をテーマにしました。

それでは、「玉木」とはどんな工場(こうじょう)なのでしょうか？

他(ほか)の工場(こうじょう)と違(ちが)います。他(ほか)の工場(こうじょう)はけん玉(だま)を売(う)るためにできました。

しかし、「玉木」はけん玉(だま)を台湾(たいわん)に押(お)し広(ひろ)めるために、けん玉(だま)を作(つく)っています。

多数(たすう)のけん玉(だま)を学校(がっこう)に寄付(きふ)し、小学校(しょうがっこう)でイベントを行(おこな)って子供(こども)に紹介(しょうかい)したり、けん玉(だま)の試合(しあい)を行(おこな)ったりしました。

「玉木」は台湾(たいわん)と日本(にほん)のけん玉(だま)協会(きょうかい)の認定(にんてい)を取(と)ったけん玉(だま)を作(つく)るだけではなく、特殊(とくしゅ)なペイントの技術(ぎじゅつ)をもっていますので、アメリカのけん玉(だま)プラントにオーイーエム契約(けいやく)を委託(いたく)されました。

しかし去年(きょねん)、こんなに素晴(すば)らしい工場(こうじょう)も閉鎖(へいさ)の危機(きき)に直面(ちょくめん)しました。

理想(りそう)の作(つく)り方(かた)と特殊(とくしゅ)なペイントを完成(かんせい)させましたが、予想以上(よそういじょう)の金(かね)がかかりましたので、工場(こうじょう)の運営(うんえい)はもう続(つづ)けられませんでした。

幸(さいわ)い、全国各地(ぜんこくかくち)から集(あつ)まる寄付金(きふきん)のおかげで、今(いま)、工場(こうじょう)はまだ続(つづ)いています。

本当(ほんとう)に良(よ)かったと思(おも)っています。

私(わたし)はいつか機会(きかい)があれば、けん玉(だま)を押(お)し広(ひろ)めることに力(ちから)を尽(つ)くしたいと思(おも)っています。

ご清聴(せいちょう)ありがとうございました。